こんばんば、banです。
WBCのメンバーが発表されましたが、選抜が有力視されていた楽天の田中将大さんが落選されてしまいましたね。
今回はメジャー組も出場するということで、そこに田中投手も選抜されれば、かなり見ごたえのあるメンバーになるので期待していた方も多いのではないでしょうか。
実績など申し分ないはずなのに、なぜ落選してしまったのか・・・。
今回は田中将大さんがWBCのメンバーに選ばれなかった理由を調べていきたいと思います!
田中投手は出場に意欲を示していた
昨年10月の段階で田中投手はWBCへの出場に意欲を見せるツイートをしていました。
ここまではっきりと「出場したい!」と明言していたので、栗山監督もその気持ちを受け止めて選考に考慮したと思います。
世間的にも「マー君がここまで言ってるし、選ばれるでしょ!」と思う雰囲気もあったと感じます。
でも、蓋を開けてみたら落選。
その理由として考えられるのは以下の2点です。
理由①先発陣の枠が埋まっていた
一番の理由はこれだと考えられます。
今回のメンバーでの先発陣は以下の通りです。
- 大谷翔平
- ダルビッシュ有
- 山本由伸
- 佐々木朗希
- 今永昇太
かなり盤石な布陣と言っても過言ではないでしょう。
ここに田中投手が入る隙はなかった・・・ということ。
田中投手を先発ではないところでの起用というのも考えられたと思いますが、慣れない起用のされ方はリスクが伴うので、「勝ち」にこだわっていけば、落選も仕方がないのかもしれません。
また、別の角度の起用として、「精神的主柱」という面で田中投手が選ばれてもよかったのでは?という声も多く上がっていました。
しかし、それに関してはベテランのダルビッシュ投手が担えてしまうと考えると、やはりこの結果になってしまいます。
理由②球速が落ちていた
もう一つの理由としては、全盛期に比べて球速が落ちているという点です。
球速について調べていると、2022年の田中投手の球速をまとめた表があったのでお借りしました。
球種 | 最高 | 平均 |
ストレート | 154 | 147.2 |
ツーシーム | 149 | 145.5 |
カットボール | 149 | 142.1 |
スプリット | 148 | 140.2 |
スライダー | 141 | 134.0 |
チェンジアップ | 139 | 132.7 |
カーブ | 124 | 119.1 |
田中投手の全盛期と言われるのが、メジャー移籍後の2015年頃。
2015年頃の主要球種の球速平均は
ストレート 149
スプリット 142
スライダー 136
比較すると、現在の球速が全盛期と比べて2km/h程度低下していることが分かります。
あまり野球には詳しくないのですが、年齢の重ねて全盛期と2㎞しか落ちていないというのは個人的には凄いことだと思うんです。
しかし、スポーツの世界ではそういう少しの差も大きく影響するものなのかもしれません。
ちなみにダルビッシュ有投手の球速表がこちら
球種 | 最高 | 平均 |
ストレート | 158 | 152.8 |
シンカー | 157 | 152.5 |
スプリット | 150 | 143.6 |
カットボール | 150 | 139.3 |
スライダー | 144 | 132.5 |
カーブ | 128 | 117.0 |
田中投手よりも2歳年上のダルビッシュ有投手の方が球速は落ちておらず、ストレートも150㎞を超えています。
このように見ていくと、田中投手の球速の衰えは感じずにはいられませんね。
田中投手を見たかったとの声も
落選は決まってしまいましたが、やはり選ばれてほしかったという声も多く上がっています。
高校生の頃から活躍してた田中投手。
日本の野球でもメジャーでも素晴らしい実績を残してきて、本人も意欲を見せていただけに、今回の結果は残念ではあります。
ですが、ツイートされている方もいるように、日本の投手陣の層が厚いという見方もできますよね。
ずっと同じ人が活躍し続けることも素敵ですが、どんどん実力のある選手が生まてくることで日本の野球がさらに進化していくことができます。
今回、田中投手はWBCに出場はできませんでしたが、ご本人も「もちろん応援する」という声が出ているので、私たちも同様に応援していきたいと思います!
まとめ
今回は田中投手がWBCに落選してしまった理由を調べていきました。
- 先発陣の枠が埋まってしまったから
- 先発陣の枠はメジャー組の参戦も影響する
- 球速が落ちてきてるから
- 落選したことに残念がる方も多くいた
WBCの開幕は3月8日です。もうすぐですね。
期待されている先発陣はどんな試合をみせてくれるのでしょうか。
私も田中投手と一緒にWBCを応援したいと思います!
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